はまかぜ新聞（さかえ・とつか版）掲載

６．夏場に運動するときには

野地吾希夫

人間の体は、ほとんどが水分でできています。
体の水分が失われたり体温が上がりすぎたりすると、運動能力は落ち、ひどくなると生命を維持する機能にまで支障が出てしまいます。

夏、特に怖いのは熱中症。まずは予防が一番です。
運動前に�@自分の体調、�A温度と湿度、�B運動する場所の環境（地面の照り返しや風の通りなど）をチェックしましよう。
そして、水分補給が一番の重要ポイント。
運動前に250〜500�t、運動中は15分毎に250〜300�t、運動後すぐに200〜500�tの水分を摂りましよう。
運動後はエネルギー補給のため、糖質を含んだものを飲むのが良いでしょう。
腸への通過・吸収を良くするために5〜15℃に冷やした飲み物を飲むようにします。

もし気分が悪くなったら、まず風通しの良い涼しい所で水分を補給します。
そして、わきの下や首、そけい部に冷やしたタオルや氷などを当てて体温の上昇を抑えます。

夏は注意力も低下し、けがもしやすくなります。
充分注意して運動しましょう。

掲載記事一覧